がむし堤澤より

カテゴリ:進路指導部

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。

障害者は低賃金が当たり前だという意識を打ち崩す取り組みが全国に芽吹いています!
青森県ではできないということはないと思います。青森より人口の少ない県でも先進事例が報告されてもいますよ。

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。(姫路まさのり 著)
~ソーシャルファームという希望 

諦める力

進路指導も高等部になると現実をつけつけられてきます。
「ケーキ屋さんになりたい!」と思っても、生クリームのデコを好きなようにできるわけでなく、資格も技術も無ければ雑用、洗い物、箱詰め作業などを担当することになります。どうしてケーキ屋さんになりたいのか?を掘り下げて考え、目指すのか、趣味でケーキ作りをするのか、もっと自分に合う仕事を探すのかなどを考えなければいけません。ビジネスコースの職業では、そういうことをじっくり考える時間を設定しています。
スモールステップで綿密な計画を立てて、幼児から努力しても(させても)、全員がオリンピックやワールドカップに出られるわけでも無く、東大に入学できるわけでも無い。その現実を自覚することは次への前向きなステップになると信じます。

施設見学に行こう!

高等部全体での見学や保護者の皆様での見学を例年並みに実施できない状況が続いています。この状況はまだまだ続きそうです。でも、生徒たちの卒業は迫ってきます。
三密には留意しながら、気になる施設、自宅から通えそうな施設の見学や体験をしていただければと(先日、進路講話でもお話ししました)。
自分で進路を考え、決められるように、保護者の皆様のサポートをよろしくお願いします!配付した近隣施設一覧は、ログイン後の保護者向けのお知らせにもアップしてあります。

就労継続支援B型って何?

A型、B型など、福祉サービスにありますが、web上で解説してくれているサイトを紹介します。
就労継続支援B型って何?どんなところかしっかり解説!

*高等部卒業時点で直接B型施設を利用する場合、原則、就労移行支援事業所などでアセスメントをとり、B型が適切かどうか(本人にとって最適なサービスは何か)を判断していくことになります。

自立のためにできること

本日、小学部、高等部で進路講話を行いました。在学中ですが、今から親亡き後を考えようというお話もさせていただきました。
このテーマは、ここ数年で、取り上げられることが増えてきたテーマです。
NPO法人ら・し・さ(就活専門集団)
のページにも取り上げられていました。
知識だけでも小学部段階から頭に入れていきましょう!

親亡き後を考えましょう。

ここ数年、津軽地区でも長年就労してきた障害者の高齢化問題が浮上しています。40才を過ぎると、スピードや正確性がガタッと低下し、会社を解雇(自己都合退職)されるケースも出ています。
親が亡くなり福祉課が自宅を訪れると、40代50代の障害者がいることがわかったケースも増えています。先のようですが、時間をかけて考えていく必要があります。
知的障害の妹54歳を背負わされる姉56歳の苦悩
「親なき後問題」親はお金を子名義にしていけない