がむし堤澤より

今日の出来事

珈琲で勝負。

コーヒー豆を選別する仕事を施設で請け負うという話は昔からありますが、最近は、どんどん進んで行っているようです。ふるさと納税の返礼品に加えてもらうという話も珍しくないです。こちらの地域でもどうかな?年商1億2千万を目指している
京都のフォーライフコーヒー

*昨年発表していたポスター

工賃の仕組み

施設の工賃も、毎月の評価によって決定するようになっています。
仕事をしてもしなくても毎月全員が平均工賃をもらえるわけではありません。
1ヶ月で20日働いても3000円ということもあります。
学校時代とは違い、B型施設でも、本人の働きに応じた稼ぎになるところが多くなっているようです。
工賃の評価基準をホームページに明示している施設、岐阜県の「楽山・森の会」の施設を紹介します。
やろまいか 障がい者就労センター

高工賃と満足度は無関係なのか?

福祉新聞の記事に高工賃と満足度は無関係(民間調査)という記事が出ていました。
納得する方、疑問を持つ方、どちらもいそうな記事です。ちょっと内容をみると、「8700円未満」「8700~1万5000円」「1万5000円以上」の3群に分けて満足度を調べたそうです。
あれ?ほぼ平均工賃以下で3つの区分を作った?普段もらっている工賃の変動幅内での調査だとどうかな・・・
以前紹介した武蔵野千川会では、今までの工賃が4~5万(金額は不正確)になると、就労への意欲も保護者の不満も解消していったという。そのあたりの金額を超えると、休む人も少なくなり、みな健康的、意欲的な生活になっていったとか。今はB型の工賃が10万円超えだと!!!
工賃だけで施設の善し悪しは判断できませんが・・・

工賃を明示している施設

進路を決めていく際、一般就労であれば給料や雇用条件の話になりますが、福祉施設を選ぶときには工賃の話は出てきません。ホームページに工賃を明示している施設もごく少数です。保護者もお金よりも本人に合うかどうかで決めたいと。でも、卒業して月20日B型を利用し、工賃が2000円(年平均で3000円であれば、月により下回ることあり)だった際には親として悲しくなったと。
神奈川県横浜市の「わくわくワーク大石」では工賃を明示し、提供するサービスも紹介しています。