たゆみなく、すこやかに、たくましく。

カテゴリ:高等部

高等部 第2回黒養ワークフェア2025

 10月22日(木)~24日(金)の3日間、黒石市わのまちセンター多目的広場にて開催しました。 本イベントは、高等部の生徒たちが日頃の作業学習の成果を地域の皆様に発表・販売する場として企画したもので、今年度2度目の開催でしたが、今回も多くの方々にご来場いただきました。

 3日目の販売と喫茶では、開店と同時にたくさんのお客様でいっぱいになり、クラフト班で作った機織りのバックやポーチ、農工班が畑で育てた野菜やポップコーンもほぼ完売しました。喫茶では、学習の一環で生徒達が接客を体験しました。11月に行われる「令和7年度青森県特別支援学校技能検定・発表会」の接客サービス部門にエントリーしている生徒にとっては、とてもよい経験になりました。

「お客様に『ありがとう』と言われて嬉しかったです」「自分たちの作ったものが売れて、自信につながりました」など、生徒たちの表情には達成感があふれていました。

高等部1年 校外学習

10月2日、高等部1学年は校外学習で弘前市を訪れました。

午前中は津軽ねぷた村にて、津軽凧の絵付け体験を行い、地域の伝統文化にふれることができました。

午後はヒロロで昼食をとり、友達と楽しい時間を過ごしました。

公共交通機関を利用しての移動や、施設でのマナーを守りながら行動することを通じて、社会生活に必要な力を学ぶ貴重な機会となりました。

今回の校外学習を実施するにあたり、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、そして温かく迎えてくださった津軽藩ねぷた村の皆さまに心より感謝申し上げます。

 

高等部「黒石よされ学校」

 9月17日(水)高等部「総合的な探究の時間」の学習で「黒石よされ学校」を行いました。

「総合的な探究の時間」では、今年度、黒石市の歴史や文化について調べたり、自分たちにできることを見つけ行動したりする活動を進めています。

 今回は、黒石市でご活躍されている、野呂淳一様、千葉勝弘様を講師にお招きし、津軽三味線や民謡、黒石よされを教えていただきました。

 津軽三味線の演奏は、力強い音が体に響いてきました。民謡は、独特のリズムや節回しが、体育館に響いていました。生演奏の醍醐味です。生徒の中には、三味線や民謡の生演奏を聴くことが初めてという生徒もいて、貴重な時間となりました。

 三味線や民謡の生演奏の後は、三味線体験を行いました。棹の持ち方やばちで弦を叩く角度など、生徒たちは難しいと話しながらも音を出すことに一生懸命で、何度も挑戦していました。 

 黒石よされは、手の動きや足の運び方を一つ一つ丁寧に教えていただき、みんなで輪になって踊りました。

高等部 後期産業現場等における実習

 

高等部では、9月1日(月)~9月12日(金)の2週間、産業現場等における実習を行いました。

本校では、職業教育の一環として、産業現場等における実習を実施しています。実習を通じて、働くことの意義や社会との関わりを学び、将来の自立に向けた力を育むことを目的としています。

実習は、地域の企業や福祉施設等のご協力のもと、安全に配慮しながら行われます。生徒一人ひとりの特性や希望に応じた内容で、実際の職場での体験を通して、働くことへの理解を深める貴重な機会となっています。

1年生は初めての校外での実習でしたが、目標達成に向け各自が今できる事を着実に行っていました。

今後も、地域との連携を大切にしながら、生徒の社会参加と自立に向けた支援を充実させていきます。

 

 

農業体験学習(IN 有限会社サニタスガーデン)

このたび、『特別支援学校における「好き」を見つける学びの充実事業』の一環として、高等部ビジネスグループと農工班で有限会社サニタスガーデンに行って作業体験をしてきました。作業内容は草取りでした。広大な畑が生徒達の努力の甲斐あって、きれいに雑草がなくなっていく様子は爽快でした。暑い中での作業でしたが、多くの生徒は弱音を吐かずに黙々と作業を行っており、成長を感じました。

代表の山田さんをはじめとして、サニタスガーデンの従業員の皆さんが優しく受け入れてくれたことで実現した体験となりました。従業員さんの姿や作業の実体験を通して『働く』とはどういうことかをきっと感じてくれたことと思います。

  

  

         ≪Before≫                        ≪After≫